刺繍作家・講師 成田悦子

靴職人・ガラス職人の祖父を持ち、特殊皮革バッグ職人の父のもと、幼少の頃より高度な技術を必要とする手仕事に親しんでまいりました。

環境や人肌に優しいオーガニック素材を中心としたハンドニットの制作・販売を行う中、共通の道具・クロシェ(かぎ針)を通しフランス・オートクチュールに用いられる刺繍技法の一つ、Broderie au crochet de Lunéville (リュネヴィルかぎ針を用いた刺繍) に出会い2009年に渡仏。

19世紀に絹織物産業で欧州一と言われるほど栄え、印刷技術・映画技術発祥の地であるフランス第三の都市リヨンに拠点を置き、リヨンカトリック大学にて仏語・仏文化を学びながら夏・クリスマス休暇を利用しパリ エコール・ルサージュにてBroderie d'art(アート刺繍)を学んでまいりました。
1年半の滞在の後、帰国。
その半年後の2011年秋、Broderie au crochet de Lunéville の源流について改めて学ぶべく、ロレーヌ地方リュネヴィルへ短期渡仏、リュネヴィル刺繍学院にて門外不出の技法Point de Lunéville(リュネヴィルステッチ) を習得いたしました。